バンコク グランドミレニアムスクムビットアソークの駅から、帆船のような、そうドヴァイで1泊20万円とかいうホテルの形に極めて似ているフォルムで、人の目をひきつけているホテル。それが、グランドミレニアムスクムビット。 最初に出たレートがあんまりにも高くて笑っちゃったので、絶対泊まらないだろうなと思っていたけど、所詮アソーク、駅近、ラグジュアリーホテルとしてはシェラトングランデに勝てなかったに違いないと見ている今日この頃。 ですが出ました!まだ3.4円のバーツ高の2008年4月に、HISで1泊1万円ぽっきり朝食付、ランチ1回プレゼントというスペシャルナプロモーションが! 飛びつきましたとも! まずはこのホテルの圧巻なところはこの吹き抜け!さながら宇宙船です! 日本人おやじとおねーさんの街、タニヤにあるパンパシフィックの吹き抜けもものすんごかったけど、ここは部屋の扉がアジアなので、なおさらエキゾチック。 いたるところに素敵なオブジェや花が飾られていて、洗練されています。 フロントマンたちもきびきびしていて実に気持ちが良い! お部屋はこんな感じ。グランドハイアットエラワンに作りが似ているように思う・・・割とビジネス客を意識したデスクの居心地の良さとか、狭く見せない作りとか。デスクが窓の近くにあると、仕事しようって気になるもんね。大抵のホテルは鏡の前に申し訳程度にあるけどね。 茶でまとめた落ち着くファブリックも、きゃぴきゃぴ旅行というか渋いビジネスマン意識という感じがするし。 このホテル、コーヒーセットはネスカフェじゃないのよねえ。お茶もトワイニング。自分で入れるレギュラーコーヒー! タイ産のもおいているあたり、こちらもコンラッドホテルのサービスを彷彿とさせますね。 いいホテルなのに「ネスカフェ」ってところも多いし、いいホテルだからないってところもあるけど(金持ちはいちいちコーヒーをルームサービスで頼めって感じだ。ね、ペニンシュラバンコクさん(ちょっと怒)!) MRTスクムビット駅は徒歩約5分くらい。BTSはその地下道を通過していくので7分くらい。まあ徒歩圏で便利。でも目の前の道は「アソークの渋滞」としてサトーンと同じくらいの渋滞名所なので、タクシーの移動は時間を考えないとね。で、窓からはこのアソークの渋滞をよーく眺められる。 そこ!「なんだそりゃ」って投げやりに言わない! バンコクってビルが乱立している割には夜景があーんまりキレイじゃないけど、渋滞のテールランプがすんごいきれいなんだから!←ほめてない で、バスルームはこちら。ガラスばりです。コンラッドホテルとおんなじっすね!タイのホイテル、バスルームに「窓」、バスルーム・スケスケが多すぎる気がするですよ。むしろ普通のバスルーム、最近少ないんじゃないのかな?はははは。そしてアメニティーもばっちりよ! プールマニアなよっしーですが、ここのプールはちょっとびっくり。 まずは優雅な螺旋階段を下りて、スパへ。そこからプールに出ます。なんかここ通るだけで「もしかしたら、お、お嬢様かしら?あたし?」と思ってしまいます。 プールは決して広くないけど、コーナーを使ってきちんと泳げる広さを保っています。しかもこのデイベッドすごいでしょ!まるで本物のベッドがそのまま置いてあるみたい。 プールスペースがこじんまりとしているので、「特別感」が感じられて、ずーっとここで寛いでいたいなという気持ちになります。リゾートのプールというよりは、水のあるヒーリングスペースといった雰囲気。 朝食は吹き抜けの途中にある、とってもおしゃれなレストランで。深い木の色合いと、センスあるインテリアで優雅な時間が過ごせます。 あっ。この写真はプレゼントでついてきたランチビュッフェです・・・レベル高すぎ!全部間違いのないおいしさで、「ああ、あれとりわすれた、あれも、あれもぉおおお!」と言う豪華な料理がずらりと並んでいました。 もちろん朝食も素晴らしい。 とても食べきれない、すべて見られないくらいの種類の多さ。洋食メニューも手が込んでいておいしいし、中華メニューも充実。朝ごはんとはとても思えません! クイティアオナーム(汁麺)だって作ってくれちゃいます。そして「てんこもりの納豆」と「ご飯」があったのもポイント。 でも、ぐぐっと我慢。だって・・・朝から優雅なホテルのダイニングで、納豆の糸をびよよぉーんと伸ばしながら白めしがっついている女って・・・終わってるじゃん(爆笑)。 1万円で「おテスト」に泊まりましたが、シェラトングランデに宿泊したことがあるにもかかわらず「アソークではここが一番だなあ」と、宿泊後には完全に見直していました。 素晴らしいホテルです!ぱちぱちぱち! |